
真由美 〜本名 仲川眞弓 〜
1980年生まれ 大阪府枚方市出身・枚方市在住
正看護師免許取得後は、総合病院の手術室で副師長として従事。その後は、大阪市北区の梅田血管外科クリニックのオープニングスタッフとして勤務しリンパ浮腫外来の立ち上げを行いました。
3年前からは、豊中と枚方の訪問看護ステーションで経験を積み、より一層お一人お一人に寄り添える場所を求めて自身の思いの詰まったサロンを2023年5月12日にオープン致します。
看護師を目指したきっかけ
看護師を目指したのは、22歳の時でした。祖母が認知症になり、自身の健康管理ができなくなり糖尿病が悪化、糖尿病性昏睡状態になり入院。その際に、母と私の目の前で祖母の呼吸が止まりかけ、急いで病棟看護師を呼びに行く事しかできず、人工呼吸器の装着となりました。看護師さんから「意識はないけど、耳は聞こえているし何をしてあげても大丈夫だよ」と言われましたが、器械に繋がれた人を見るのは初めてで怖くて何をしたら良いかわかりませんでした。その時に『無知』ではダメだ、『無知』では何もできないと思い、一念発起し看護師への道に飛び込みました。今では、看護の仕事が大好きなので祖母には感謝しかありません。
リンパ浮腫セラピストを目指したきっかけ
梅田血管外科クリニックは静脈瘤専門のクリニックであり、浮腫みで悩んでおられる患者様も多く、開院当初は弾性ストッキングの知識しかなく、患者様への指導は弾性ストッキングをお勧めする事しかできませんでした。そこで、何かプラスαお伝えできる事は無いかと探していた所、リンパ浮腫セラピストという資格がある事を知り、養成校でリンパ浮腫の知識を深めセラピストの資格を修得致しました。
リンパ浮腫セラピストとしての第一歩を応援してくれた、梅田血管外科クリニック古林院長は生涯師事する先生でありとても感謝しております。
腸セラピストを目指したきっかけ
訪問看護でも、リンパ浮腫の利用者様と関わらせて頂きその際に出会ったお二人の利用者様。
お二人とも、子宮頸癌術後・放射線治療後の方でした。手術からは何十年と経っている方々でしたが、続発性リンパ浮腫も発症しておられる中、お二人とも腸閉塞になり腹部の手術を受けられました。
お一人は小腸大量切除により短腸症候群となり、もうお一人は小腸ストーマ増設でご自宅に戻ってこられました。私はその術後からの関わりだったのですが、お二人とも癌の手術を行い大変な想いをされ更に、リンパ浮腫も併発し日々のセルフケアも頑張っておられた中での再び大病…。そして今回はさらに、ご自身の生活スタイルが大きく変わってしまう結果に。お二人ともに、小腸での栄養吸収が乏しいためポート(直接血管に栄養点滴が注入される)からの高カロリー点滴が必要な状態となってしまったのです。
この様な状態になる前に、未然に防げなかったのか?何か方法は無かったのか?と強く思う様になりました。
医療リンパドレナージでは、腹部の手術をしている方には腹部の手技は相対禁忌に当たります。ですので、セラピストは腹部を積極的には触りません。その事に疑問を感じ、『腸活・腸もみ』を調べ始めた事がきっかけでした。そして、SNSを通じてトータルヘルスケアサロンExcebelle 中村美春さんとの出会いがあり、Excebelleセラピスト養成講座を受講した事が腸活を知るきっかけとなりました。
この知識・技術を必要とされている沢山の方にお届けし、未然に防ぐお手伝いをさせて頂きます。
【保有資格・学び】
・正看護師
・MLAJ認定医療リンパドレナージ中級セラピスト
・リンパ浮腫療法士
・弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
・終末期ケア専門士
・フットケア指導士(2023年未更新)
・血管診療技師(2022年未更新)
・Youngliving レインドロッパー
・オモシロ腸相診断インストラクター
・アクセスバーズ
・アクセスボディー
雑誌掲載
看護技術2019.8 地域・他職種連携で取り組むフットケアの実際 下肢うっ滞のフットケア
https://www.medical-friend.co.jp/biblioDetail.php?b_id=1201
医療用弾性ストッキングメーカーJMSさんとの座談会風景です